「女性からモテたい」というのは、男性であれば大なり小なり、一度は抱く願望ではないだろうか。
- 女性が離れたくない!と思う
- 女性の方からアプローチしてきてくれる
そんな、理想のモテる男になりたいと思う人は少なくないはずだ。
また、あなたの周りに「なぜか分からないけど異様にモテる」男性はいないだろうか。
彼らの共通点は何だろう。
もし、
- 生まれ持った外見に左右されず、モテる男になれる行動
- モテる男に共通する条件・資質
が存在するとしたら、それを知りたいとは思わないだろうか。
筆者は正直、先天的にモテるタイプではなかった。
女性にアプローチする数を増やして多くの経験と失敗をし、理想の女性との出会いを作ってきた。
そのため、
- どういう行動、マインドが女性に好かれるのか
- どんなアプローチが有効なのか
を誰よりも努力し、試行錯誤してきた自負がある。
今回はその経験から「モテる男の条件」について徹底解説していきたい。
この記事が、筆者自身が今まで読んできた「モテる」ことに関する記事と違うのは以下のポイントだ。
目次
モテる男性というのは4つのレベルに分かれる
「モテる男」と一言でいっても、その認識は人によって若干異なる。
学生で例えれば
- 部活のレギュラーで、女子生徒が応援に集まってくる男子
- ちょっと悪そうだが、常に彼女がいる男子
というのは、モテる男の種類が違うといっていいだろう。
それは、社会人になってからも変わらない。
これを一緒くたにして「モテる男とはこうだ!」で論じてしまうと、ややこしいことになってしまう。
筆者自身、世の中の「モテる男」の記事を読んでみたときに、
- 理想論が多すぎる
- そんな風にすぐなれたら苦労しない
と思うこともあったのだが、多くはこの「モテる男」を定義していないことに起因すると考えている。
いきなり高いハードルを設定されても、男性は「そんなレベルを要求されても…」と腰が引けてしまうものだ。
そこで今回「女性にモテる男」を4つのレベルに分類してみることにした。
- レベル1.女性が話すのに抵抗を感じない・警戒されない
- レベル2.女性から話しかけやすい・話したいと思われる
- レベル3.女性から「恋愛対象」に見られる
- レベル4.女性から早い段階で「付き合いたい!」「離れたくない!」と思われる
ちなみに、各段階の「モテる条件」は、後天的に絶対無理なものは、できる限り排除してピックアップしたつもりだ。
その点で、生まれ持った外見というより
- どのようなマインドを持っているか
- どんなアプローチをしているか
- どんな行動をしているか
というところに重点を置いている。
ポイント:イケメン・外見がいいだけではレベル4.への壁は超えられない
もうひとつのポイントとして、強調しておきたいのは「レベル3.とレベル4.の間には大きな壁がある」ということだ。
正直、レベル3.までは「友達から恋愛対象へ進める」といった領域なので、努力次第でここまで到達することは難しくないと思っている。
実際、筆者も試行錯誤はあれど、この段階までは社会人になってから数年で到達できた。
外見に自信があれば、さらに有利な状態でスタートできるだろう。
しかし、レベル4.は「追いかける存在から、追いかけられる存在の男」になるといってもいい。
これまでとは全く違ったアプローチや行動、または先天的なセンス、もしくは「圧倒的な場数を踏む」ことが求められる。
もう一度いうが、外見・顔の良さだけでは、レベル4.まで到達することは難しいと考えている。
- 普通の男とは違う雰囲気
- 別世界の住人のようなオーラ
を醸し出している男性は、このレベルに達していることも多い。(単純に浮世離れしているだけの可能性もあるが)
残念ながら、筆者は努力しても「レベル4.」まで到達することは現在までできていない。
そこで筆者の友人で「これほどモテる男に会ったことはない」と思える男性に
- どんなことを心がけているのか
- どうやって女性を口説いているのか
など、彼の行動・マインド・アプローチを徹底的に掘り下げさせてもらった。
その結果をレベル4.のモテる男の資質・条件として紹介しよう。この話が聞けたことは、筆者としても大きな収穫だった。
1ステップ上のモテる男になるために、今回の内容をぜひ参考にしてもらいたい。
「モテる男」の条件・一覧表
今回紹介する「モテる男の条件・行動」を一覧にまとめてみた。
自分が当てはまるところ、特に知りたいと思うレベルから、読み進めていただくことをおすすめする。
モテる男のレベル | 当てはまる条件・行動 |
---|---|
レベル1.女性が話すのに抵抗を感じない・警戒しない | 清潔感がある(不潔ではない) |
挙動不審にならない | |
話す際に下心が出ていない | |
爽やかで清潔感のあるヘアスタイル | |
威圧感がない・怖くない | |
レベル2.女性から話しかけやすい・話したいと思われる | 直感的な言葉を選んで使う |
尊敬できる要素がある | |
自分の趣味・世界を持っている | |
自分に合った無理のないおしゃれをしている | |
レベル3.女性から「恋愛対象」に見られる | 女性と同じ体験をする機会に敏感である |
女性のスローな動きにも合わせられる | |
他人にはない価値を提供できる | |
弱みを見せられる | |
引き締まった体をしている・細マッチョである | |
ほめるべき所・ほめたらいけない所を知っている | |
社会的地位がある・権威を持っている | |
メールが長文ではない | |
電話の声に色気がある | |
年上の女性には礼儀を守る | |
レベル4.女性から「付き合いたい!」「離れたくない!」と思われる | 女性を神聖視しすぎていない |
場数に裏打ちされた自信がある | |
仕事に心底熱中している | |
ミステリアスな雰囲気がある | |
女性の言葉・態度を鵜呑みにしない(振り回されない) | |
ときには叱ることができる | |
どの女性にも平等な態度で接している | |
夢を語れる(2回目のデート以降) | |
「彼女にしか話さない」秘密を打ち明けられる | |
拒否する言葉の真偽を判別できる |
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レベル1. 女性が話すのに抵抗を感じない・警戒されない
この段階に当てはまるのは以下の項目だ。
- 清潔感がある(不潔ではない)
- 挙動不審にならない
- 話す際に下心が出ていない
- 爽やかで清潔感のあるヘアスタイル
- 威圧感がない・怖くない
普段から女性と接することがある男性は、自然とクリアできていることも多い。
しかし
- なぜか女性に避けられてしまう
- 女性となかなか仲良くなれない
という悩みを持っている方は、ぜひこれらの項目を見直してみてほしい。
「女性と会話をスタートさせる」前段階が多いため、どうしても「外見」「与える印象」にフォーカスしたものになっている。
そして、レベル2.以上になるとこれらに気をつけなくても良いかというとそんなことはない。
たとえば、よりモテる男は「清潔感」もより高いレベルで備えているものだ。
1. 清潔感がある(不潔ではない)
清潔感があることは、モテる男になる第一歩といっても過言ではない。
清潔感を出すためのチェックポイントは以下の通りだ。
髪 | 髪がベタついていないか |
---|---|
寝ぐせがついていないか | |
スプレーが粉になっていないか | |
フケが襟についていないか | |
髪にホコリ・ゴミがついていないか | |
指先・爪 | 爪が伸びていないか |
爪にゴミが入っていないか | |
爪先が黒くなっていないか | |
顔 | (髭を剃っている場合)剃り残しはないか・青くなっていないか |
歯は汚れていないか | |
歯垢が溜まっていないか | |
鼻毛が出ていないか | |
目ヤニがついていないか | |
眉毛がボサボサではないか |
上記は以前「彼女の作り方」について書いたときにもまとめた内容だが、今回さらに清潔感という点で、補足しておきたい内容がある。
それは、自分のクセについて正確に把握してほしいということだ。
上記に気を配っていたとしても悪癖がひとつあると、それだけで清潔感を損なうことになりかねない。
たとえば先日電車に乗っているとき、目の前に座っている30代と思われる男性がずっと鼻をほじっているのを見ていた。しかも、それを自分のスラックスに擦りつけていたりしたのだ。
デートでそんな行動をしようものなら一発で終了だ。
しかし彼はおそらく、自分のそんな行動について意識していないか、対して気にも留めていないと思われる。
そこで、親しい友人に、自分にはクセがないか聞いてみよう。
自分のクセを指摘してもらうのは勇気がいることだが、それで女性から無駄に幻滅されることを防ぐことができる。
よくあるクセの中で、女性に引かれる可能性があるのは以下の項目だ。
よくある悪癖 | 危険度 |
---|---|
貧乏ゆすりをする | ★★★★ |
鼻をほじるクセがある | ★★★★★ |
(上記ほどでなくても)鼻を頻繁に触る | ★★★ |
口を手でぬぐうクセがある | ★★★★ |
手を洗った後、服で拭く | ★★★★★ |
食べ方が汚い | ★★★★★ |
クチャクチャ言いながら食べる | ★★★★ |
目ヤニを人前で取る | ★★★ |
髪の毛をやたら触るクセがある | ★★★ |
くしゃみをする際に人に向ける | ★★★★★ |
話しているとよくつばが飛ぶ | ★★★★ |
2. 挙動不審にならない
特に初対面では、挙動不審な様子は女性に恐怖心、警戒心を抱かせる。
女性慣れしておらず、緊張して挙動不審になってしまう方は、まず女性に多く接して慣れることから始めよう。
女性に慣れるために有効だった方法
- 趣味の集まり(女性が好み、ある程度ニッチなもの)
- オフ会
- 相席居酒屋
- アパレルショップやジュエリーショップに買い物に行く
この順番に実践していくのがおすすめだ。実はこの順番は「話すことが自然な順」に並べてある。
- 趣味の集まり:周りの人と話すのが自然・共通の趣味がある
- オフ会:隣の席の人と話すのが自然
- 相席居酒屋:基本的に話す前提だが、向かいに座ったときすら話す気がない女性もいる
- アパレルショップなど:話す必要はない、自分で会話を切り出していく力が要る
こうして段階を踏んで慣れていくことが有効だろう。
3. 話す際に下心が出ていない
モテない男性の多くは、下心を隠すのが苦手だ。
アプローチの段階で女性と親しくなったら、その女性だけに下心を見せるのは「モテる男」の上級テクニックといってもいい。
しかし、初対面に近い状態で女性の体をじろじろ見たり、信用を得る前に「自分なんてどうかな?」などと冗談めかせば、女性の心は一気に離れてしまいかねない。
4. 爽やかで清潔感のあるヘアスタイル
ファッションと同じかそれ以上に第一印象を左右するのがヘアスタイルだ。
自分が気に入るヘアスタイルで女性にウケればそれが一番よいが、モテることを考えるなら「爽やかかつ、清潔感のあるヘアスタイル」が鉄板だろう。
筆者が美容師の友人数人と相談した結果、最近のトレンドは
- ナチュラル系のマッシュ
- 後ろに流す、前髪を立ち上げるワイルドかつ爽やかなスタイル
- やわらかさ、甘さのあるミディアムパーマ
の3つだと考えている。
女性ウケのよいマッシュヘアは、パーマと組み合わせたり、クセを活かして自然体に仕上げよう。
ガチガチのマッシュはお笑い芸人のように見えてしまうので要注意だ。
5. 威圧感がない・怖くない
中年世代を中心に「ちょい悪」がモテると言われ始めたのは約5年以上前。
いつでも「悪そうな男」が一定数モテるのは確かだろうが、ファーストコンタクトで威圧感を出して良いことはない。
女性は、自由な場での出会いほど
- この男性はどんな人だろう?
- 怖い人じゃないかな?
と勘繰るものだ。
その際に、
- 常に怒っているような雰囲気
- ぶ然とした表情
- 威圧感のある服装、髪型
では、モテるはずもないのは同意してもらえるのではないだろうか。
レベル2. 女性から話しかけやすい・話したいと思われる
レベル2.の「モテる男」とは、女性から話しかけやすい、話したいと思われる男性だ。女性と友達関係になることに苦労しない段階と言っても良い。
この段階に到達するだけでも、女性との出会い・アプローチの幅はぐっと広くなる。
女性の友達が多いという自信もある方も、ぜひ今一度、これらの項目を見直してみてほしい。
- 直感的な言葉を選んで使う
- 尊敬できる要素がある
- 自分の趣味・世界を持っている
- 自分に合った無理のないおしゃれをしている
6. 直感的な言葉を選んで使う
「彼女の作り方」の記事でも書いたことだが、女性には文字をすぐに漢字で想起することが苦手な人が多いと思っている。
女性とのデートでは、難しい言葉を避け、直感的に伝わる言葉を選ぶ方が良い。
実は筆者も仕事柄、難解な言葉や、横文字を使うことが多くなってしまっていた。
その言葉選びがデートの時でもついつい出てしまうと、女性からすると「それどういう意味…?」と疑問が出てしまい、ワンテンポ会話が止まってしまう。
これでは会話も盛り上がらないと考え、以下のように直すようにしてからぐっと会話がスムーズに進むようになった。
- 数値や年号は感覚的な表現に言い換える
- 専門的な言葉はできるかぎり使わない
個人的にはこれは女性の勘の鋭さとも、無関係ではないと考えている。
以下の左のような言葉使いをしていたら、右のように言い換えてみよう。
- 1997年の… → 20年前の
- 30%が… → 100人いたら30人が
- 駅から2キロ → 駅から歩いて15分くらい
- 室内 → 部屋
- 事務所 → オフィス
- 会社員 → ビジネスマン・サラリーマン
女性が話していて楽しい、話したいと思う男になるためには、このように直感的に伝わりやすい言葉、やさしい表現を身に着けよう。
7. 尊敬できる要素がある
女性から見て、男性に尊敬できる要素があるかも重要だ。
- 仕事に熱中している
- 老人や子供に親切にできる
- 最低限のマナーが守れる
- 自分にないスキル・特技がある
- 成功体験がある
といったことは尊敬の対象になりうる。
上記にあてはまる要素がある男性は、女性にそれとなくアピールすることで尊敬を得ることも難しくないだろう。
8. 自分の趣味・世界を持っている
筆者の見解では、自分独自の世界を持っている男性に、女性は惹かれるものだ。
ちなみに、あなたには熱中している趣味はあるだろうか。
- 自分の趣味を持っている
- 自分のこだわりを持っている
こういったポイントがあれば、あなたの魅力のひとつになる。
正直なところ、女性ウケが良い趣味でなくてもかまわないと思っている。女性ウケする趣味の話は、男性から聞き飽きていることも多いからだ。
とはいっても、女性がほとんど無関心な男性特有の趣味もあるのは事実だ。
しかし、女性が反応を示さないのは、多くの場合趣味自体よりもむしろ、趣味の語り方に問題があるケースが多い。
熱中して自分の趣味の話だけをずっと話し続けるのはNGだ。
まずは彼女の趣味に興味を持って掘り下げてみること。そのあとで、自分の趣味の話をしよう。
判断基準は「この趣味の話は彼女に非日常を感じさせられるか?」と自分に問いかけてみること。
YESなら、モテる男になるための心強い武器になりうる。
9. 自分にあった無理のないおしゃれをしている
おしゃれであることはモテる男の重要な要素だが、彼らの多くは「頑張りすぎたファッション」をしていない。
女性に対する立ち振る舞いでもファッションでも、自然体がもっとも有効だと知っているからだろう。
ゆえに、シンプルな服装をおしゃれに着こなすのがモテる男のファッションといえる。
シンプルなファッションで特に重要なのはサイジング
その際に特に大切なのはサイジングだ。
- シャツの袖、丈が長すぎる/短すぎる
- パンツの丈があっていない、ダボついている
こういったファッションは一気にだらしなくなってしまい、清潔感も損なってしまう。
ファッションは語りはじめるときりがないが、以下のようなブランドがシンプルかつきれい目な服が多くおすすめだ。
- nano universe
- UNITED ARROWS
- SHIPS
- JOURNAL STANDARD
レベル3. 女性から「恋愛対象」に見られる
女性と友達関係になることができても、付き合うまで至らないと悩む男性は多いのではないだろうか。
- 好意を寄せている女性からよく相談を受ける
- 女性から信頼されている
という状況なのに付き合えないのはとても苦痛だ。
しかし、ほんのちょっとのマインド・行動の変化で女性からの見方を変えることもできる。
そんな「良い友達」から脱するために、この章を参考にしてほしい。
女性から恋愛対象として見られる「モテる男」の条件は以下のようなものと考えている。
- 女性と同じ体験をする機会に敏感である
- 女性のスローな動きにも合わせられる
- 他人にはない価値を提供できる
- 弱みを見せられる
- 引き締まった体をしている・細マッチョである
- ほめるべき所・ほめたらいけない所を知っている
- 社会的地位がある・権威を持っている
- メールが短い
- 電話の声に色気がある
- 年上の女性には礼儀を守る
10. 女性と同じ体験をする機会に敏感である
同じ体験をした男女は、一気に親密になり、結ばれる可能性が高まる。
モテる男は、女性と同じ体験をする機会を逃さない。
もしデート中に、以下のようなものを見つけたら、ぜひやってみよう。
もちろん、はじめからデートの計画に仕込むのも有効だ。
- カップルで参加できる体験イベント
- 遊園地などの怖いアトラクション
- 花火
- 近くでやっているお祭り
お祭りの屋台で同じものを買い、並んで食べる。そんな共通の体験がふたりの距離をぐっと縮めてくれる。
お店選びでも同様だ。
最初のデートでは、気取らないイタリアンなどを選ぶ方が無難だ。しかし、2度目のデートでは、個人的にお好み焼き屋やラーメン店などをおすすめしたい。
鉄板を囲み、一緒にお好み焼き・もんじゃ焼きを焼くだけで、もう恋人同士に近い雰囲気になることができるだろう。
11. 女性のスローな動きにも合わせられる
男性と女性では、行動のペースも異なる。
おっとりした女性とのデートでは、彼女のスローな動きにあわせて歩けるのがモテる男だ。
デートのときに女性を置いてけぼりにするくらいペースでスタスタと歩くことは「引っ張っていく男」と思う男性もいるかもしれない。
それは一理あるが、女性がすでに強い好意を持っている場合に限る話だ。
基本的には、男性のペースで歩いてしまうと、女性は追いつくのに精いっぱいでデートの雰囲気に浸ることもできない。
その一方、テキパキした女性は、のっそり行動する男にイライラすることもある。
相手のタイプを見極めて、ペースを合わせていくことが大切だ。
12. 他人にはない価値を提供できる
「価値欲求」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
この言葉は恋愛において「男性に他人にはない価値を見出したとき、女性の好意につながりやすい」と解釈できると思っている。
- 医者
- 弁護士
- 社長、経営者
といった社会的立場の高い男性は、女性にそれだけで価値を感じさせることも難しくないと考えている。
自分は経営者ではないし…と思うかもしれないが、工夫次第で「女性が誇れる男・自慢できる男」になることは可能だ。
「あの人って、こんなことしてくれるの」という自分なりの価値を積み重ねるだけで充分なのだ。
ベタでも、シンプルなことでもかまわない。
- 彼女の誕生日には評判のレストランで2人で食事をする
- デートのときには必ずデパ地下のスィーツを買っていき、2人で食べる
- 彼女に自宅で料理を作ってあげる
こういった行動を何度か繰り返すことで、あなたが相手の女性にとって「他にはない価値を持つ男性」に変わっていくだろう。
13. 弱みを見せられる
共通点を見つけ出すことは、女性との距離を縮めるのにとても有効な手段だ。
- 出身地、出身校
- 趣味や習い事
- 好きな音楽や映画
などなど。
個人的な手ごたえとして、はっきりした共通点が20個見つかれば、好意を持たれることは難しくない。
ひとつ共通点が見つかるだけで、会ってそれほど立たないうちから、恋人のような雰囲気になることもあるのだ。
それゆえに、女性の会話の中でやっきになって共通点探しに励む男性も多い。
しかし、
- 自分の弱みを見せる
- ネガティブな共通点を探りに行く
といったことを、やらない男性は意外と多い。
女性の前では、つい格好つけたい・見栄を張りたい心理が働くためだと考えられる。
しかしこの「弱みを見せる」「ネガティブな共通点を見つける」ことは、女性と距離を縮めるのにとても効果的なのだ。
- おっちょこちょい
- 物忘れがある
- 方向オンチ
あなたにこんな性質があれば、女性にさらけ出してもプラスになる可能性が高い。
多少抜けたり、愛嬌のある弱みは女性にとても喜ばれる。ネガティブな共通点ほど、親近感を覚えるものなのだ。
強がらずに、弱みを見せられる男がモテると覚えておこう。
14. 引き締まった体をしている・細マッチョである
男性の体つきの好みには色々あるが、もっとも多くの女性支持を得ると筆者が考えているのがやはり「細マッチョ」だ。
しかし、男性と女性では「細マッチョ」のイメージに若干の差があると思う。
- 男性のイメージする細マッチョ:ブルース・リーのようなバキバキのマッチョ
- 女性のイメージする細マッチョ:むしろ細身に近い・どこか柔らかさのあるマッチョ
女性から好かれやすい体になるためには、そこまでバキバキなマッチョになる必要はないというのが筆者の考えだ。
上記写真のようなイメージならば、体脂肪質12~13%程度で充分だろう。
以前執筆した記事で、数か月で体を引き締めモテる体になる方法を解説したものがある。
筋トレ・肉体改造も趣味の筆者が渾身で執筆した内容だ。興味のある方はぜひ見てほしい。
15. ほめるべき所・ほめたらいけない所を知っている
女性はほめられると喜ぶというのは周知のことだろう。しかし、なんでもかんでもほめれば良いわけではない。
女性をほめても、反応が薄かったり、逆にネガティブな態度をとられた経験はないだろうか。
モテる男は、ほめるべき所・ほめたらいけない所を敏感にかぎ分ける。
ポイントは2つだ。
- 相手のセンス、努力が現れる部分をほめる
- 美人・可愛い女性には顔をほめない
相手のセンス、努力が現れる部分をほめると良い理由には「自我関与」という心理学的効果が影響している。
女性は自分の関心が高いところをほめられると喜ぶが、関心がない部分・自信のない部分をほめられると逆効果になるということだ。
たとえば、女性がヘアサロンで髪を切ったばかりの時は、自分のヘアスタイルに関心が集中している。
そのときに「服がおしゃれだよね」と言われても、彼女はおもしろくないはずだ。
女性をほめるときは
- 女性がどこに自信を持っているか
- 女性が自分の中で関心を持っているのはどこか
を意識すると、モテる男のほめ方にぐっと近づくだろう。
また外見が魅力的で「美人」「可愛い」と言われ続けている女性は、その言葉に飽き飽きしてくるものだ。
「変わってるね!」といった方が、経験上ずっと効果的だった。
ほめられ慣れていない部分で、かつ自分がひそかに自信を持っている部分をほめられると男女問わず嬉しいものだ。
16. 社会的地位がある・権威を持っている
男性でも「代表取締役社長」「CEO」といった名刺を出されると、つい敬意を払ってしまうだろう。
権威を持っている男の多くは、同時にモテる男でもある。人は男女問わず権威に弱い一面があるからだ。
このように、本人が持っている背景や権威が受ける印象に影響することを「後光効果」という。
権威がない男性でも、後光効果をうまく利用する方法がある。
それは仲のいい友人に頼んで協力してもらうことだ。
- この人は信頼できるよ
- 外見より中身がいい男だよ
- 仕事で期待されているエースだよ
と女性に伝えてもらうと、不思議なことに、本人がアピールするよりずっと効果があると考えている。
17. メールが長文ではない
男同士のやり取りだと、短文でさくさくメールできるのに、狙っている女性に関しては、がっつき過ぎともとれる長文メールを送ってしまう男性は少なくない。
経験上、女性とは「会話するように」メールをした方がうまくいく。
世の中には、
- すぐに返信する男はマメでモテる
- 返事をせずにじらす男の方がモテる
といった議論があるが、筆者個人としてはどちらもありえると思っている。
しかし、長文を送るのはどちらにしても失敗する確率が高い。目安としては、3行に到達したら長いと思っている。
注意点として、女性の方が長文メール好きな場合もある。
そのときは、短文で返すとそっけないと思われかねない。ある程度ボリュームを合わせてあげると良いだろう。
18. 電話の声に色気がある
実は筆者は、あまり女性とメールするのが好きではない。
合コンや街中で知り合った女性など、それほど長い時間を過ごしていない女性とは、メールは下降曲線になりがちだ。
デートの約束も、何往復とメールするより、10分電話で話せば済んでしまうことが多いし、距離を縮める効率は電話の方が上だと思っている。
特に、電話での男性の低い声に色気を感じる、という女性も多かった。
たとえば、1990年代のイギリスのジャーナリスト、Woodrow Wyattは、以下の発言を残している。
(男性は目で恋をするが、女性は耳で恋に落ちる)
by Woodrow Wyatt(1918年生まれ・1997年没・イギリスのジャーナリスト)
「いい声だよね」と言われたことがある男性は、電話での強みを活かすことを考えてみてほしい。
ちなみに、アプローチの段階で夜中の電話ができれば、付き合える可能性は高まる。
夜中の電話は昼間のそれよりムードが高まりやすい。また付き合っていたり、いい雰囲気の男性がいれば、夜中の電話はハードルが高いからだ。
モテる男は、わざわざ「彼氏いるの?」などと聞かずに、こういった行動がOKかどうかで判断するものだ。
19. 年上の女性には礼儀を守る
モテる男は、女性にアプローチするときにも最低限の礼儀を押さえている。
特に年上の女性に対しては、礼儀を守ってこそだ。
- 言葉遣い
- 挨拶
- マナー
どれか一つでもきっちり守ることで、女性に対して特別な存在へ一歩近づくことができるだろう。
時間をきっちり守る・TPOを押さえた言葉遣いをするだけでも、女性の感動を呼ぶことができる。
レベル4. 女性から早い段階で「付き合いたい!」「離れたくない!」と思われる
ここまで到達できれば、トップクラスのモテる男といえるだろう。
このレベルになると
- 女性から告白される
- 女性から遊びの誘いがある(お金がかかるようなスポットでなくても)
- 自分がアプローチした女性とほぼ付き合える
といったことが起こる。
レベル3.からこのレベルに到達するのはかなり難しいことは冒頭お話ししたとおりだが、後天的な努力で到達できるものと考えているし、筆者自身もまだあきらめていない。
ぜひこれらの条件・行動を参考にしてもらえれば幸いだ。
- 女性を神聖視しすぎていない
- 場数に裏打ちされた自信がある
- 仕事に心底熱中している
- ミステリアスな雰囲気がある
- 女性の言葉・態度を鵜呑みにしない(振り回されない)
- ときには叱ることができる
- どの女性にも平等な態度で接している
- 夢を語れる(2回目のデート以降)
- 「彼女にしか話さない」秘密を打ち明けられる
- 拒否する言葉の真偽を判別できる
20. 女性を神聖視しすぎていない
あなたは、なぜ女性に断られるとショックなのだろうか。
これは多くの場合、女の子を神格化しすぎていることが原因だと思う。
レベルの高い「モテる男」というのは、女性を神聖視しすぎないマインドを持っている。
彼らは、
- この女性に振られたら次はない
- 自分にはこの女性しかいない
とは思っていない。
このような女性に対する執着が、判断を鈍らせ、行動・会話の精度を下げる。
とにかく根拠がなくても自信を持つことが大切だ。実際は臆病・奥手でも、勇気に満ちた行動をとろう。
そのためには、以下の2つを意識してほしい。
- タイプの女性だろうが、神格化しすぎない
- 複数の女性に同時にアプローチをする
軽い男と思われるかもしれないが、付き合うまではこの考え方がもっとも有効だと思っている。
相手は自分にとって、多くの女性のうちの1人と思って接することだ。
それで離れてしまうなら、それまでのこと。これがモテる男が持ち続けているマインドだ。
21. 場数に裏打ちされた自信がある
本当にモテる男というのは、場数に裏打ちされた強い自信を持っているものだ。
そして、この自信に惹かれる女性は多い。
どうしても多くの女性と接し、場数を踏まなければ本当に自信は身につかないのだが、最初は虚像でも強がりでもかまわない。
たとえ女性と話すことに自信がなくても、自信たっぷりに振る舞ってみせよう。
おそらく最初は、演じきれずに失敗するだろう。
自信がない様を見抜かれることもあるかもしれないが、それでかまわない。
そうしてトライを繰り返していくと、いつしか誰にもマネできない本当の自信になっていくからだ。
ちなみに、筆者が女性に慣れる方法としてオススメしているひとつが「出会い系アプリ」だ。
- 通勤時間の短い時間でもできる
- 複数の女性にアプローチできる
といった利点があるからだ。
個人的なオススメは「pairs」で、20代の若い女性が多い点にメリットがある。
22. 仕事に心底熱中している
バリバリ仕事をしている男性は、女性から見ても魅力的だと思う。
仕事に熱中しているモテる男は「仕事が忙しくて恋愛するヒマもない」という一言を本心から発している。
これが女性をつい惹きつける要因だ。
ちなみに自分に関心を寄せたい(=仕事が忙しいアピールをしたい)ポーズの場合は逆効果だ。
忙しいという要素は優秀さを、恋するヒマもないという要素は女性に「自分が恋人になったらどうだろう?」とほのかに感じさせる作用がある。
そしてモテる男は、仕事を心底楽しんでやっている人も少なくない。
女性の誰も、男性の仕事の苦労話は聞きたくないが、仕事に夢を持っている男性の話は目を輝かせて聞いてくれることも多いだろう。
23. ミステリアスな雰囲気がある
レベル4.のモテる男は「ミステリアスな雰囲気」を備えていることがある。
どこか危険な雰囲気と言いかえても良い。しかしその一方で、女性に警戒心や威圧感を抱かせることはないのが特徴的だ。
残念ながら、これは後天的に身につけることが難しい。ひとつの才能ともいえるだろう。
24. 女性の言葉・態度を鵜呑みにしすぎない(振り回されない)
女性慣れしていない男性ほど、女性のふるまいに振り回されてしまうものだ。
女性の言葉や笑顔をそのまま鵜呑みにして、一喜一憂することも珍しくない。
たとえば
- 「帰らないで」と言われたら、気をよくして居残る
- 「ひどい」と泣かれたらオロオロととまどう
こんな風に女性に振り回されていては、モテる男にはなかなかなれないだろう。
モテる男は、女性の本音を見抜くために、あえて逆のことをしたりする。
- 帰らないでと言われたらさっと帰る
- 女性に泣かれてもまったく動揺しない
こういったことが平気でできてしまう。
もし女性の言動が本心からであれば、女性は強いショックを受けてしまう一方、もし本心でない言動なら、次の日にはケロッとしているものだ。
この行動を徹底するためには、上記の通り
- 女性を神格化しすぎない
- 一人の女性にこだわりすぎない
というマインドが前提になる。
モテる男には、真剣になりすぎないという加減が必要だ。
「この女性しかいない」と思っている状態では、女性に振り回されないことはなかなか徹底できない。
25. ときには叱ることができる
何度もいうように、モテる男は女性に対して主導権をしっかり握っている。
たとえば、タイプの女性がもし自分に対して「試すような態度」「バカにした態度」を取ってきたら、あなたはどうするだろうか。
その女性にはさまざまな思惑や感情があってそうしているだろうが、筆者の経験上、ここでタイプの女性を失いたくない想いが勝って、叱ってやれない男性は次はない。
完全に女性に主導権を握られ、なめられたままで終わってしまう。年上・年下関係なく、必要なときには叱れる男性でないと本当にモテることはむずかしい。
しかし注意点すべきなのは、叱ることと何でもダメ出しをすることは違う点だ。単に口うるさい男性と思われたら、女性の心も離れていってしまう。
筆者の経験上、必要な時には毅然と叱ることで、女性の好感度も逆に上がることが多かった。
また叱られ慣れていない・周りからふだん可愛がられている女性にこそ効果があったりする。
26. どの女性にも平等な態度で接している
狙っている女性にだけ、明らかに色目を使ったり、笑顔で接する男性を見たことはないだろうか。
女性は男性の想像以上に「自分以外の女性への接し方」を見ている。
もし女性が「ちょっといいな」と思っている男性ならなおさらだ。
好きな女性以外にも、親切心を持って接することができるのがモテる男だ。
その逆に、好きな女性だからとって必要以上に甘く接したりはしない。
27. 夢を語れる(2回目のデート以降)
意外と実践している男性は少ないと思うが「夢を語る」ことは女性の心に響きやすい。
経験上、大人の女性ほど、夢を持っている男性に惹かれやすいと考えている。
仕事の大目標でもかまわないし、将来実現したいことでもよいだろう。
注意点として、夢を語るのは必ず2回目以降のデートにすること。
最初のデートや初対面で夢を熱く語られても、女性には心の準備ができていないことが多いし、仕事の自慢と受け取られてしまう可能性もある。
28. 「彼女にしか話さない」秘密を打ち明けられる
秘密を共有することは、相手との一体感を高め、共感を得ることにつながる。
「2人だけの秘密」をうまく演出できるのがモテる男だ。
正直なところ、彼女にしか話していないはポーズでもかまわない。
- 自分にだけ打ち明けてくれた
- 共有の秘密がある
ということが、女性の感情を刺激するものなのだ。
「内緒だよ」の効果は、実際に使ってみるとわかるだろう。
29. 拒否する言葉の真偽を判別できる
女性から「いや」「やめて」「ダメ」と言われたとき、あなたはどう受け取るだろうか。
実のところ、すべての女性が心から拒否しているとも限らない。
しかし「本当は嫌じゃないんだろう」などと最初から真に受けない男性は完全にアウトだ。
モテる男になるためには、拒否する言葉の真偽を正確に判別できることが大切だ。
ポイントとして「否定の言葉にはランク付けができる」ことを覚えておくと役立つ。
以下の順で否定の意味は強くなっていく。
- イヤ
- ダメ
- やめて
それぞれ、意味する拒否の度合いは異なる。
しかし厳密に言葉だけで括れるものではないため、女性の表情・声色・身振りから「本当に嫌がっているかどうか」を正確に判断できるのがモテる男だといえる。
さいごに
ここまでご紹介した、モテる男の条件一覧を再度掲載しておく。
ぜひ1ステップ上のモテる男になるために、今回の内容を参考にし、実践してみてほしい。
モテる男のレベル | 当てはまる条件・行動 |
---|---|
レベル1.女性が話すのに抵抗を感じない・警戒しない | 清潔感がある(不潔ではない) |
挙動不審にならない | |
話す際に下心が出ていない | |
爽やかで清潔感のあるヘアスタイル | |
威圧感がない・怖くない | |
レベル2.女性から話しかけやすい・話したいと思われる | 直感的な言葉を選んで使う |
尊敬できる要素がある | |
自分の趣味・世界を持っている | |
自分に合った無理のないおしゃれをしている | |
レベル3.女性から「恋愛対象」に見られる | 女性と同じ体験をする機会に敏感である |
女性のスローな動きにも合わせられる | |
他人にはない価値を提供できる | |
弱みを見せられる | |
引き締まった体をしている・細マッチョである | |
ほめるべき所・ほめたらいけない所を知っている | |
社会的地位がある・権威を持っている | |
メールが長文ではない | |
電話の声に色気がある | |
年上の女性には礼儀を守る | |
レベル4.女性から「付き合いたい!」「離れたくない!」と思われる | 女性を神聖視しすぎていない |
場数に裏打ちされた自信がある | |
仕事に心底熱中している | |
ミステリアスな雰囲気がある | |
女性の言葉・態度を鵜呑みにしない(振り回されない) | |
ときには叱ることができる | |
どの女性にも平等な態度で接している | |
夢を語れる(2回目のデート以降) | |
「彼女にしか話さない」秘密を打ち明けられる | |
拒否する言葉の真偽を判別できる |